赤ちゃんは生まれて数日すると肌が黄色っぽくなる「新生児黄疸」という症状が見られる事があります。この症状が見られる赤ちゃんはとても多いのをご存知ですか?
私も3人の子供を出産しましたが3人とも黄疸の症状がみられました。
しかし、「新生児黄疸」という聞きなれない言葉に第一子出産後はとても不安になってしまったことをよく覚えています。今日は新生児黄疸について詳しくまとめます
もくじ
- 新生児黄疸とは?
- 何か治療が必要なの?
- どれくらい経過すれば治るもの?
- 生後2か月たっても黄疸が治らない場合は?
- 赤ちゃんの場合だいたい3種類の黄疸が考えられる
- 新生児黄疸はよくある話です。ママは落ち着いて見守ってくださいね!
新生児黄疸とは?
ママのお腹の中にいる間、赤ちゃんは酸素をスムーズに取り入れるために、血液中の赤血球の量が多くなっています。
沢山ある赤血球ですが、出生後は自分の肺で呼吸することで必要なくなり、自然と少しずつ分解されていくのです。
赤血球の中には黄色い色のビリルビンという成分が含まれているのですが、この成分、肝臓で処理されて対外におしっこなどから排出されるものなのですが、赤ちゃんの肝臓はまだ未熟でこの黄色い成分を処理できません。
その結果、処理できなかった黄色のせいで肌や白目部分がが黄色くなってしまいます。
何か治療が必要なの?
数値が高い場合は光線療法によりはビリルビン値を下げる治療法があります。保育器の中でアイマスクを付けられた状態で光を当てられている我が子は見ていてとても心配になりました。
しかしこれは新生児におこる生理現象ですので、基本的には心配はいりません。
どれくらい経過すれば治るもの?
一般的に生後1~2週頃にで治まると言われていますが、我が家の場合光線療法を行って退院した後も1か月程肌や白目が黄色い色をしていました。
生後2か月たっても黄疸が治らない場合は?
うちの子がまさに!2か月頃まで黄疸の症状がありました。
生後2か月の様子
長く続くようであれば他の病的な黄疸の可能性もありますと言われていたのでとってもとっても心配しました。
ただ、最初の症状に比べ肌の色は落ち着いてきたのですが白目部分がしつこく残っていた感じ。そして小児科に行ってみるとびっくり!
黄疸には種類があったのです!!
赤ちゃんの場合だいたい3種類の黄疸が考えられる
先ほど説明した新生児黄疸以外に、
母乳に含まれるホルモンの影響による黄疸と赤ちゃんとママの血液型が違う場合に症状が出る黄疸があるんですって!これに該当する場合、黄疸の症状が長引く事があります。
私は母乳でしたし、まだ検査する必要はないけど血液型も違う可能性が高いとの事。
ただ、黄疸の症状があるからといって母乳を中止する必要はないと言われました。
新生児黄疸はよくある話です。ママは落ち着いて見守ってくださいね!
初めての出産で黄疸が出ると驚いてしまいますが、決して珍しいことではないのであまり心配しすぎないように!
私も2人目はあまり症状がなかったものの、1人目、3人目は長く症状がありました。
じゃあ2人目は同じ血液型で母乳じゃなかったの?と思いますよね。
でも3人とも母乳ですし、2人目の子は血液型を調べましたが私とは異なる血液型だったのです。
黄疸の症状がある場合は、退院してからもどれくらい黄疸が続いているのか、皮膚や白目の色をママが確認してあげてくださいね。
私もそうだった様にほとんどは生理的黄疸なので焦らず対応しましょう。もし気になる症状がある場合は産院や小児科に相談してみてくださいね!