赤ちゃんが生まれてたくさんの予防接種を受けますね、子供が3人いると注射には慣れっこになってしまいます。
しかし!BCG!これだけはかわいそうで見ていられない私。
あの数本のまとまった針を見るとげんなりします。しかもグリグリ押し付ける。。。
「やめてくれー!」と毎回思います。
今日はBCGについて詳しくまとめます。
もくじ
- BCGは何のために摂取する?
- BCGをスタンプ注射と呼ぶけど、注射じゃないの?
- 費用はかかる?
- お風呂に入るのは大丈夫?
- 摂取後の注意点5つ!
- 接種を受けた後の経過*個人差があります*
- 摂取後10日以内に赤く腫れていないかの確認が大切!
- コッホ現象が疑われる場合はどんな時?どうしたら良いの?
- まとめ
BCGは何のために摂取する?
接種後は高い結核の発病予防効果が期待できます。効果は10年以上維持されます。
ちなみに大人の結核予防効果はあまり期待できないそうですよ!
生後5ヶ月~生後8ヶ月の間にワクチン接種する事を国が推奨しています。
BCGをスタンプ注射と呼ぶけど、注射じゃないの?
BCGは、結核を予防するためのワクチンです。
スタンプのような形のもので接種するのでスタンプ注射と呼ばれる事もありますが、私からしてみれば、全然スタンプじゃない!
スタンプのように柔らかい印象からかけ離れた、針が沢山あるものです。
直径2センチほどの印鑑のような形に9本の針がついていて、それを上腕に押し付けます。しかも2箇所。可哀想…
費用はかかる?
定期予防接種なので、費用はかかりません。
摂取時期になると自治体から必要書類と案内が郵送されてきます。保健所などでの集団接種が多いと思います。
お風呂に入るのは大丈夫?
部位を乾燥させたあとは濡れても大丈夫です
当日の入浴も問題ありませんが、こすらないように注意してくださいね!
摂取後の注意点5つ!
①接種した後はそのまま安静に。30分ほど様子を見る
②接種後3時間程は接種部位を直射日光にさらさないようにする
③接種日から4週間過ぎるまでは他の予防接種を受けないよいにする
④接種部位は清潔に保ち、絆創膏や包帯などはせずに出来るだけ乾燥した自然な状態にしてください。
⑤湿疹などでステロイド軟膏を使用する場合は接種部位の反応がおさまりかさぶたになってから使用を再開してください。(接種部位以外の場所は問題ありません)
接種を受けた後の経過*個人差があります*
①接種時
針の跡はいったん消えたような状態になる
②2週間~3週間頃
針穴が赤いポツポツになり、白く化膿してくる
③4週間~6週間
一番反応が強く出る時期であり、徐々にかさぶたになる
④8週間頃
かさぶたが取れる
⑤3~6ヶ月頃
針の跡が残っている状態になる(赤い部分などはなし)
摂取後10日以内に赤く腫れていないかの確認が大切!
本来であれば接種後10日ごろからぽつぽつと赤みが出始め少し膿むことがあり、接種後4週間頃に赤みと膿みのピークを迎えます。
通常より早い段階(多くの場合は3日以内)で赤く腫れて膿んできた場合は結核にすでに感染している事が疑われます。
この反応をコッホ現象と呼びます。
摂取後8日目の画像
え?どこに摂取したの?という位、いったん消えたようになっています。
コッホ現象が疑われる場合はどんな時?どうしたら良いの?
10日以内に接種部位が赤みや腫れ、可能がみられた場合。
保険センターや小児科などに連絡し、受診するようにしましょう。
まとめ
赤ちゃんにたくさんの予防接種を受けさせるのは辛いですが、予防接種は子供を守るために必要なことです。
他の予防接種は注射を打ってすぐ終わりですが、BCGは乾かしたり跡の様子を見たり経過観察も必要になってきます。
慌てないよう、しっかりとBCGについて理解して予防接種を受けましょう。