赤ちゃんが生後1ヶ月くらいになるまでは、ベビーバスでの沐浴をする場合が多いですね。
でも初めての赤ちゃんの場合、病院で教えてもらった後に自宅でいざ沐浴をしようとしても不安で仕方ないものです。
今日は赤ちゃんの沐浴を上手に行うコツを詳しくまとめます。
もくじ
- なぜ外出もしていないのに毎日沐浴させなければいけないの?
- 沐浴をする際に気を付けることは?
- オススメの沐浴方法&手順
- 体を洗うときに気を付けること
- 洗い残しをしやすいところは?
- 顔に湿疹が出来ている時の対処法
なぜ外出もしていないのに毎日沐浴させなければいけないの?
赤ちゃんは新陳代謝が活発です。目にはみえませんが、日常生活をしているだけでも、汗をかいたりしているのです。
また、おっぱいの吐き戻しで襟元が汚れていたり、オムツ替えで拭きとれなかった汚れが残っている場合もあります。
赤ちゃんの皮膚を清潔に保ち、乳児湿疹やあせもなどを防ぐためにも、とても大切なことです。「今日は汚れてないし良いわ~」なんて思わずに、1日1回は沐浴をしてあげましょうね。
沐浴をする際に気を付けることは?
準備は完璧にしてから、沐浴を開始しましょう。
あ!あれ準備するの忘れてた。と思い出した時に赤ちゃんが泣いていたり裸の状態だったりすると焦ってしまいますよね。
お風呂グッズから着替え関係まで、準備が整ったのを確認してから赤ちゃんのお洋服を脱がせてあげるようにクセをつけるようにします。
だいたいの時間で良いので開始を確認しておく
あまり長く入りすぎると赤ちゃんの体力消耗にも繋がってしまいますので5分~8分くらいを目安に沐浴するのが良いでしょう。
赤ちゃんが泣いてしまっても冷静に!
とにかく、冷静に。落ち着いて。
ママの焦りや緊張は自然と赤ちゃんに伝わり、赤ちゃんを不安にさせてしまいます。その不安で更に泣き出してしまう赤ちゃんもいます。
赤ちゃんに話しかけながら進めていくと自然とママが落ち着くことができますよ♪
オススメの沐浴方法&手順
①ベビーバスにお湯をためる
38℃、39℃位のお湯をベビーバスにためていきます。
湯温計がない場合は、肘の部分で湯温を確認するのがオススメですよ
②洋服・タオル・保湿剤を用意する
肌着と洋服の袖を等した状態で重ねて広げておきます。
その上にオムツも置いておくとすぐに履かせることができますね。更に その上にタオルを広げて置きます。
タオルで拭いてすぐ保湿してあげられる様に、保湿剤も忘れずに!
乾燥や湿疹を防ぐためにもきちんと保湿してあげましょう。
乳児湿疹と、保湿の関係についてはこちらの記事にまとめてあります
③ベビーバスの近くに石鹸とガーゼを用意する
赤ちゃんの頭を左手で持つ場合、右手部分に洗剤を用意しましょう。
右手で赤ちゃんを支える場合は左側に置くなど、必ず動かせる手の近くに用意してくださいね。
石鹸を泡立てるのに時間がかかるので、 最初から泡で出てくるベビー石鹸を使用する事をオススメします。
④赤ちゃんの服を脱がせ、タオルなどをかけた状態でベビーバスに移動
足→おしり部分と、ゆっくりとお湯に入れていきます。
タオルをかけると赤ちゃんが落ち着いてくれることが多いです。両手部分とお腹にかかるように(タオルを横に掛ける感じにると赤ちゃんが落ち着きやすくておすすめですよ)
ゆっくり入れながら、支えてない方の手で胸や肩などにお湯をかけてあげましょう♪
この時に気持ちよさそうにする子と泣いてしまう子がいますが、ママはとにかく冷静に!そう自分に言い聞かせながら。笑
⑤お湯にゆっくりつけながら、身体を洗います。
あかちゃんの身体が冷えないように、かけ湯をしながらゆっくりと洗ってあげましょう。
最初に顔、あとは上半身から下半身へ。頭が濡れていると体を冷やす原因になってしまいますので、軽くガーゼで水分をふきとってから他の部分を洗ってあげると良いです。
⑥仕上げにきれいなお湯をかけてあげます
シャワーや蛇口のお湯を調節して、最後に軽く流してあげるとよいです。
慣れるまでは大変ですから沐浴開始の際に別のおけに少し熱めのお湯をためておいて、最後の仕上げに使用する頃には、ちょうど適温になるのでそのお湯を使用すると良いでしょう。
⑦体を拭いてあげる
お着換えの上に広げて用意しておいたタオルで優しくこすらないように拭いてあげます。
色々なタオルを試しましたが、やっぱり赤ちゃん用の正方形のタオルが一番オススメできます!肌にも優しいですしね。
ただ正方形なだけなのに、本当に素早く拭いてあげる事が出来ますし、毎日使用するので早く乾くガーゼタオルも良いですよ!
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体を洗うときに気を付けること
石鹸で滑りおとさないように、慣れるまでは身体を支えてる方の手をベビーバスの縁に固定るような感じで洗ってみてください。
洗い残しをしやすいところは?
ミルクかすが残っている可能性がある首のシワや、耳の後ろは特に汚れが溜まりやすいので丁寧に洗ってあげましょう。
顔に湿疹が出来ている時の対処法
私は第一子に乳児湿疹が出来た時、炎症しているから石鹸で刺激してしみたらかわいそうなので、水だけでよいのでは?
と思い石鹸を使わずに洗い、皮膚科でもらった薬を塗っていましたが発疹がなかなか改善せず悩んだことがあります。
ですが、まずは石鹸で洗浄し清潔にしてあげるのが一番です。
身体はきちんと石鹸を落とせても顔は流しづらいものですよね。
でも大丈夫!そんな時はシャワーを赤ちゃんの頭の真上からかけてみてください!
赤ちゃんは自然と目をつぶるので目に入る事はないですし、鼻や耳にも入りません。
汚れもきれいに流せます。不安な場合はパパやママが自分で試してから赤ちゃんにもシャワーしてあげてくださいね♪