転勤してみて衝撃をうけたことの一つ。
子供の医療費負担にこんなにも差がある事。
全国の地方自治体のうち９割近くの自治体が通院において中学生までの医療費を補助している中、まさかの札幌に住んでから通院医療費助成は小学校就学前の子供のみ。（２０１８年４月からは１年生までと変更あり）
小学生に入ってもまだまだ風邪はひきますし、以前転勤前に住んでいたところでは中学生までは医療費控除を受けられていたのに…。涙
今日は子供の医療費助成制度についてまとめます。
- 子供の医療費助成制度って？
- 自治体によって医療費助成が違うってどういう事？！
- 年齢以外でも違いが出てくる？！
- 子育てをしやすいように手助けしてくれる自治体も
- 学資保険の特約を利用して対策をするのがおすすめ！
- まとめ
子供の医療費助成制度って？
子どもが病院にかかったときに、保健診療で発生した、医療費の全額、または一部を国や各自治体が負担してくれる制度です。
日本の医療保険制度では健康保険法の原則として、０歳から小学校就学前の子供の医療費は自己負担が２割負担となっていますが、それに加え「子どもの医療費助成制度」として地方自治体が独自の助成制度を制定しています。
健康保険に加入していれば、出産後に区役所窓口で手続きをすれば利用できます。
申請後、乳児医療証が発行されますので病院にかかる際、提示すれば自治体で定められた医療費の控除がうけられる仕組みになっています。
自治体によって医療費助成が違うってどういう事？！
全国すべての都道府県および市区町村で子ども（小児）医療費助成制度が実施されているのですが、この内容や制度が自治体によって違いがあるのです。
実際に小学校就学前までしか受けられない札幌市。
自治体によっては満三歳以上は１割負担となってしまう場合や、満２２歳到達後最初の３月３１日まで医療費の全額助成を行っている地域も存在します。
なんだか、もやもやしますね。笑
年齢以外でも違いが出てくる？！
先ほど説明した年齢以外にも、通院の場合の負担額と入院の場合の負担額が違う場合。
また、世帯収入が多い家庭は対象外になってしまう場合も。
現在では３０の都道府県と３３９の市区町村で所得制限を設けています。
毎月の初診料を支払う場合もあります。
我が家の様に３人子供がいる場合は子供の人数により所得制限免除となる自治体も。
本当に様々で驚いてしまいますね
厚生労働省ホームページ：市区町村における乳幼児等医療費援助の実施状況は下記より確認出来ます。
子育てをしやすいように手助けしてくれる自治体も
実際に子どもの医療費助成に力を入れている自治体を発見。北海道南富良野町では、すこやかこども医療費として
疾病の早期診断、早期治療からすこやかな成長を育むとともに、子育て世代の経済的支援を目的に、町内の０歳から満２２歳到達後最初の３月３１日までの乳幼児、児童生徒、学生の医療費の全額助成を行っています
南富良野町HPより引用
なんて素晴らしい制度！
南富良野町以外にも、保育園に入れないなど保育事情が深刻な地域などで少しでも子育てがしやすいようにと、子どもの医療費助成が充実している自治体は存在しますので要チェックです。
学資保険の特約を利用して対策をするのがおすすめ！
私が住んでいる札幌市でも未就学児までとなっているので学資保険の特約を利用しています。
お住まいの自治体の医療助成制度が不十分な場合、引越しの予定もない場合などは
子どもの学資保険の特約を利用して、医療保障を受けるのも一つだと思いますよ。
ただ、種類が沢山あり、素人には違いがあまり理解できないのが保険なんですよね。
保険について無料で相談してみるのもよいかと思いますよ！
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まとめ
各自治体によってここまで医療費負担額に差があるのをご存知でしたか？
お金のゆとりは心のゆとりともいえるくらい、大切ですよね。
転勤などで引越しを検討する場合、子どもに関する医療費などの制度が充実した地域を探してみるのも良い方法かと思います。
医療費負担が充実していても、子育て支援なども制度が充実していない場合もありますので注意して確認してみてくださいね！
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