「ほんっとイヤイヤ期で困る~」
「疲れちゃうよね、イヤイヤ期。」
「いつまで続くんだろう、イヤイヤ期」
こんな会話を支援センターでママさんたちがしていました。
でも、私はこのネーミングに以前から納得がいかないのです。
なぜって?まとめます。
もくじ
- イヤイヤ期とは?
- 親の考えの通りにならなくなる
- 子供のイヤイヤ期ではなく、親のイライラ期では?
- 子供が成長するための、大事な通過点
- イライラ期ではなくほめほめ期にしてみては?
- 大人が考えを変えなければ、イヤイヤ期に終わりはない
イヤイヤ期とは?
自分で活発に動けるようになり、自分の考えや好きな遊びなどがしっかりし、自我が出てくる2歳位の子供の成長を「イヤイヤ期」とよばれている。
親の考えの通りにならなくなる
子供の考えがしっかりしてくるという事はイコール親の思い通りにならなくなります。
1際前半頃までは自分の意志もなくママやパパの言いなり、言い返しもしてきませんので親の思い通りになりますよね。
でも子供の成長過程で自我が出てくるとイヤよ!と言ったり癇癪を起したりしながら意見を言ってきます。
子供が自分の思っている通りの行動をしないのは当たり前の事なんです。
親や大人の操り人形ではないのです。
それだけでイヤイヤ期と呼ぶなんておかしくないか?と私はおもうのです。
子供のイヤイヤ期ではなく、親のイライラ期では?
子供はこうしたい!と思ってもまだ2歳では上手に伝える事が出来ないのです。
だから、全て「いーや!」と言っているだけの事。
自分の意志をアピールしていることをイヤイヤと呼ぶのはかわいそう。
子供に意思表示をされ思い通りにいかず、それに対しイライラする、親のイライラ期なのではないでしょうか?
子供が成長するための、大事な通過点
みなさんがイヤイヤ期とよんでいる、自分の意志がしっかり出てくる時期は心の成長の一つなのです。
こも大事な通過点をもっと子供の意見を聞き入れてあげて欲しいと思うのです。
「イヤイヤ」を連発されると、ママも「もうイヤー!」となってしまう時期。
その気持ちも本当にわかりますが、このイヤイヤ期を自己アピールがしっかりできるようになったんだな、成長してるんだな。とママが考えてあげることも、大きな難関ですが一番大切なことなのです。
イライラ期ではなくほめほめ期にしてみては?
この時期はイヤイヤ言うだけあって、自分でなにもかもしたい!自分の思い通りにしたい!と子供が思う時期です。
親にとって気に入らない事でも、こどもが行動したこと、挑戦したことに対し、オーバーに褒めてあげるととても喜びます。
自分に自信がつけば、ママの意見を聞き入れる余裕が出てくる子もいます。
子供は褒められる事が大好き。大人だって褒められるのはうれしいですよね?
ほめほめ期♪これ大事です。
たっくさんの笑顔でオーバーなくらい、褒めてあげてください。
大人が考えを変えなければ、イヤイヤ期に終わりはない
そう。イヤイヤ=自分の意志、意見をアピールしていることなのです。
これは永遠に続くと思っていたほうが良いと思います。
上手に喋れるようになったら「イヤイヤ」という表現ではなく別の方法で意思表示をします。
親の考えがあるように、子供の考えもあるのです。
お互いの考えや意見をうまくすり合わせて、お互いに成長していくのがベストなのではないかと思います。