先日、夫以外の家族全員が謎のウイルスに感染したお話しをしましたが
今日はそのウイルス感染について詳しく追記したいと思います。
なぜなら1歳頃~3歳の幼児の間で流行することが多いといわれているこのウイルスなのですが、もちろんそれ以上の年齢の子供や大人にも感染しますし我が家の場合は本当に長期化し本当に大変だったから。。。
みなさん、知っておいて損はないですよ!
結果的に生後10カ月の子供も6日間も高熱が続き、かわいそうなものでした。
もくじ
ヒトメタニューモウイルスって?
症状は風邪にとても似ていますが数分でウイルス検査できます。
気管支炎や肺炎などの呼吸器感染症をひきおこすウイルスの一種なのです。
主に咳や鼻水、発熱の症状があり一週間程度でおさまります。
ウイルスの排泄は1.2週間続くので注意!!
春から初夏にかけて流行することが多く、10歳までにほぼ全員が感染しているんですって。
3人目を育児していても、今回初めて聞いたウイルスでした。
乳幼児や高齢者では重症化することもあるので、注意が必要なのです。
どのように感染するの?治療は?
咳やくしゃみによる飛沫感染、手を介した接触感染です。
潜伏期間は4~6日程といわれています。
勿論、細菌感染ではないので抗生物質は効きませんので要注意!
症状を抑える薬を処方してもらい、他の風邪と同じように水分補給、睡眠、栄養、保温をし安静に過ごす事が一番の治療法です。
実際感染した様子は?
1日目:咳とともに発熱
11時頃突然咳とともに寝苦しそうにしているので様子を見てみると発熱。
夜中2時に39℃
2日目:昨日より咳が悪化している。
8時頃37.5℃ いつもより少し高いくらい。
鼻水が出てくるので耳鼻科へ。
そのまま一日を過ごす
22時頃38.5℃
夜中にさらに上がり39.3℃
3日目:咳がひどく、見ていてかわいそう。。
朝起きて38.0
機嫌はそこまで悪くないが甘えん坊
日中も良く寝ていた
10時頃38.2
うーん。しつこい熱。
この日も一日中38℃台で過ごしました
夜中はまたまた、39℃
4日目:咳と同様に、鼻水もひどい。
朝起きて37.5℃
まだ、本調子ではなく、長引く熱と咳が心配なので小児科へ。
ここではじめてヒトメタニューモウイルスに感染していることが分かりました。
ちなみにその前に3歳と小学生の上の子も咳と微熱があったのですが
同じウイルスだろうとの事。
まだ10カ月の赤ちゃんは少し重症化してしまったのでしょうと先生がおっしゃっていました。
どのように検査するの?
ヒトメタニューモウイルスには迅速診断キットがあります。
インフルエンザの検査の様に奥までは綿棒を入れるような事はありませんでしたが(病院によって違いがあるかもしれません)
鼻水を綿棒でぬぐった後、5~15分程度で結果が出ていました。
他のウイルス感染と間違われることも
RSウイルスと症状がよく似ていることから間違われる事も多いそうです。
どちらのウイルスも、季節的に同じ時期に発生しますし判断が難しいですよね。
この感染症を予防できるワクチンはありません。合併症として中耳炎になる場合も多い事から流行中は注意が必要ですね。
まとめ
今回は子供のしつこい発熱に本当に驚きましたが、原因が分かり安心しました。
小さな子供の発熱はやはり慣れませんし毎回ドキドキしてしまい心配が募ります。
一回の感染では免疫はつかないようで何度か繰り返し感染する可能性のあるウイルスなので親が覚えておかなければならないなと感じました。
ちなみに、年齢が上がるにつれて免疫が徐々について症状が軽く済むようになっていくようです。
大人が感染しても、ただの鼻かぜ程度で済むこともあるといわれているヒトメタニューモウイルス。
家庭内で気がつかないうちにウイルスに感染が拡がることも考えられますので、マスクを着用してこまめに手洗いうがいをするなど感染対策を考えないといけませんね。
みなさんもこのウイルス、頭の片隅に覚えておいてくださいね!
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